非常用トイレpart II

前回、段ボールトイレの作り方を紹介しましたが、今年1月の大雪で、知り合いの方が車で15分の自宅に帰るのに3時間かかったという話を聞きました。（前回の記事はこちら↓）

いつ起こるか分からない災害に備えて～段ボールトイレを作ってみよう～

前夜からの雪は昼間にもドンドン降り積もり、道路はガタガタ、歩道や店舗などの駐車場にも大量の雪…。車は大、大、大渋滞で進まず、車を置いて歩いて帰るにも車を止める場所もなく、ただゆっくりゆっくりたまに進む車の中にいないといけない状況が3時間…。こんな急な非常事態でも、我慢できないトイレ…。困って焦って我慢できなくて、極限状態の中で目に入ったのが、スーパーの袋と捨ててもいいようなタオル…。夕方からはまった大渋滞はすっかり夜になっていた為、外からは見えなかったので、車の中で用を足されたようです。

次の日、これを「恥ずかしいわ」と言いながら、笑い話として話してくださいました。…いやいや、笑い話ではありません。災害が起こらなくても、トイレで困る時は、いつ、どこで、誰に起こるか分からないという事です。

という事で、今回は、百均に売っている物でトイレを作ってみました。百均に普通に売っているトイレは男女兼用で尿専用です。しかも女性には使いにくいと思います。これから紹介するトイレは、女性だけでなく、男性でも大便に使えます。

準備する物

・黒い45ℓのポリ袋

・消臭袋

・ペット用トイレシート

・ティッシュペーパー

・チャック袋

作り方

・45ℓの袋を広げてクルクルと外側に折る

・ペットシートを、吸収する面を外側にして半分に折り、黒いポリ袋の中に敷く

→これで便器の完成です

・用を足したら袋を縛って、更にピンクの消臭袋に入れて縛って捨てる

百均の材料で作ると、1セット30円ぐらいで作れます。チャック袋に入れて、車や非常持出袋などに常備しておく事をおすすめします。

ちなみに、子どもさん用なら30ℓの黒いポリ袋で作ってみてください。

70ℓの黒いポリ袋の底になる中央部分と横に穴を開けると、首と腕を出す簡易ポンチョでプライバシーを守れます。

ぜひ作って見てくださいね。

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