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グレーな息子の入学までの道のり①

親子にとって「小学校入学」は大きなライフイベントのひとつであり、長い学校生活のスタートです。
我が家の次男坊も、2024年4月に小学校入学を控えていますが…果たして、スムーズにいくのでしょうか。

我が家のひろくん

我が家の次男坊(以下、ひろくん)は、赤ちゃんの頃おしゃぶりが大好きで、おしゃぶりを全くしなかった他の兄弟に比べて本当に育てやすく感じました。
話し出すスピードはゆっくりでしたが、1歳で歩くようになったし、喜怒哀楽も表現するいわゆる普通の子です。

しかし、ちょっと「ん?」と感じるようになったのは、ひろくんが3歳のころでした。

妹のお宮参りで襟のある服を着ると
「おえっ!…おえっ!」
急にえずき出しました。
数ヶ月前の七五三で同じ服を着たときはえずかなかったのに…
首周りの締め付け(キツそうではなかったのですが…)が刺激となったようです。
結局、ボタンを開けて蝶ネクタイをピンで止めるスタイルでお祝いの写真を撮りました。

その頃には決まった服をローテーションで着るのが当たり前。
食べるものも自分が嫌だったら絶対に食べない。といった、上の子の子育てでは経験しなかった“頑固さ”を感じるようになりました。
そういえば、この頃から果物や歯ごたえのある食べ物に抵抗を示し出したように感じます。

頑固な性格なんだな~でも、その頑固さで苦労しないかな~
と、私も気になりはじめました。

オムツ外れの遅さ…

4歳になり、いよいよ幼稚園入園間近!って頃にやっと昼間のオムツがとれ出したひろくん。
しかし、排便時にはオムツが手放せません。
なんでこんなに遅いのかというと、ある出来事があったのです…。

ひろくんがトイレ練習中、排便が成功した際に
「くさい!」
と、上の子に言われてショックを受けてしまったのです。

対応してくれていたのが祖母だったので、私は詳しい状況が分からないのですが
“トイレでの排泄”が良いことか悪いことかの区別がまだ付いていないひろくんに対して、上の子の「くさい!」というマイナスな言葉が心に刺さってしまったんだと思います。

上の子は悪気なく、何も考えずに出た言葉なので事故…なのですが
ひろくんには心の傷となってしまいました。

母の心配

幼稚園に入園し、先生方の理解と適切な対応のお陰でトイレ関係以外の園生活は順調なひろくん!
それでも私は、2年後の『小学校入学』が心配でたまりません。

小学校じゃ排泄のとき先生がついてくれるわけないし…
漏らしてしまって傷つくのはひろくんだし…
同級生に嫌な言葉を言われたり、いじめられたりしないかな…
そもそも在宅育児でオムツ外せられなかった私の責任。私のせい…

と、ずーっとモヤモヤしていました。
そんな時、「5歳児発達相談」の手紙を園から持って帰ってきました。

グレーな息子の入学までの道のり② へつづく

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森本 美幸

豊岡で産まれ育ち、Uターンして豊岡で子育て中。 子連れで地域社会と繋がる「赤ちゃん先生」の活動を通して、多世代の方と繋がって生きる素晴らしさを実感中。

  1. グレーな息子の入学までの道のり①

  2. 子どもの今と向き合う「5歳児発達相談」

  3. ずぼらな母の夏休み

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