グレーな息子の入学までの道のり②
親子にとって「小学校入学」は、大きなライフイベント一つであり、長い学校生活のスタートです。
我が家の次男坊も、2024年4月に小学校入学を控えていますが…果たして、スムーズにいくのでしょうか。
前回の記事はこちら:「グレーな息子の入学までの道のり①」
5歳児発達相談って?
我が家の次男坊(以下、ひろくん)の排泄の事で悩んでいた私は、5歳児発達相談を利用することに決めました。
『5歳児発達相談』とは2012(平成24)年に兵庫県が実施推奨してはじまった事業で、豊岡市では2014(平成26)年にスタートしました。
保護者が抱える子どもについての心配事や日頃の子どもの様子で気になることを相談できます。
豊岡市では年2回、対象となる家庭に子育て質問票と案内が配布されます。
我が子と向き合うきっかけとなる時間
5歳児発達相談当日。
ひろくん本人と私、そして幼稚園の担任の先生が同行してくださいました。
幼稚園入園時から何かと相談に乗ってくださった担任の先生。
「ひろくんにとって、どう関わっていくのが良いのか、一緒に考えていきましょう」と、あたたかく寄り添ってくださる姿勢がとても心強かったのを覚えています。
はじめに保健師さんと、この日相談したいことについて確認しました。
排泄に関しての悩みがメインの相談内容だったため、小児科医の先生と心理士さんにも関わっていただくこととなりました。
小児科医の先生の診察では、ひろくんの受け答えや様子、保護者の私への問診から考えられる見立てと対処法等をお話いただきました。
『この子が抱える不安要素を見つけて、少しずつ癒す(成功体験を積む)ことができたら…』
というお話だったとおもいます。
最後に心理士さん、私、担任の先生の3人で振り返りをしました。
「癒す(成功体験を積む)とは、具体的にどうしたらいいのか…」という私の不安について一緒に考えてもらいました。
これまで2回オムツなしでトイレでの排便に成功したことがあり、その際は家族みんなで褒めちぎったけれど、翌日にはやっぱりオムツがないとできなかった。。
叱ったり、諭してみても変わらない…そのまんまを受け止めてみようともした…けど、何が正解で、この子のためにどうしてやったらいいのか分からない。。
不安で胸がいっぱいで、涙ながらに話したのを覚えています。
「ひろくんにとってどうしたらいいのか、これまでも沢山試してこられたんですね。
一緒に考えていきましょう」
心理士さんの穏やかな声がそっと背中を押してくれたように感じました。
小児科医の先生とひろくんの診察中、心理士さんも同席し、後ろでそっと様子を見てくださっていました。
ひろくんの受け答え、小児科医の先生の見立て、私の話
全てを客観的に見て、そして穏やかに提案してくださいました。
グレーな息子の入学までの道のり③につづく
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