作業所ってどんなとこ？

竹野にある「社会福祉法人とよおか福祉会　就労継続支援B型事業所　なかよし園」さんに見学に行ってきました。

現在16名の方が、毎日9時から15時30分まで色々な作業をされています。

私が10時に行くと、みなさんラジオ体操をされていました。その後、園長先生が前月の皆勤賞・精勤賞の表彰をされてから、ティータイムでした。私もコーヒーとお菓子を頂きながら、早速利用者さんにインタビューしてみました。皆勤賞・精勤賞受賞の方々、毎日よく頑張っておられ、素晴らしいです！惜しくも受賞されなかった方々は、作業所の他に、パソコン教室や手芸教室などの習い事や、色々な趣味を持っておられるので、そちらでも活動されているようです。和気あいあいと楽しいティータイムが終わると、すぐにみなさん、作業に取り掛かられました。

午後からは、釣具の鉛などの数を数えて袋詰めしたり、木工で置物などを作ったり、牛乳パックの再利用でハガキを作ったりされているそうです。

下の画像のウォーターボトル、100円ショップ等で目にされた方もあるかもしれません。１本１本のボトルの蓋締め、ラベルシール貼り、袋詰め、そして、段ボールへの梱包。これは年がら年中ある作業で、なんと！世界中に出荷されているそうです。月曜日から金曜日の午前中に毎日1,800個仕上げておられるそうです。黙々と作業され、プラスチックにキズのある不良品もしっかり見つけてはねておられました。

木工の置物は、竹野で生活する私には馴染みのある品で、福祉まつりや北前まつりなどイベントのバザーで売っておられるのをよく見かけました。玄武洞の玄さん、コウノトリのコーちゃん、松葉ガニ、干支、北前船、お雛様…などなど、イベントの参加賞や景品にも大人気の逸品だそうです。

牛乳パックは、外のラミネートを剥がし、ちぎって細かくして、かくはんします。昔はジューサーで溶かして一枚一枚すいておられたようですが、今は機械で一気に仕上げる事ができ、しかも一度に10枚のハガキがすけるそうです。丁寧に作られているので、絵手紙の先生が気に入って広めてくださり、よく売れているそうです。実際に私がなかよし園の園長先生に頂いた名刺は、すごく綺麗で、私もハガキや名刺に使いたいぐらいです。

なかよし園さんでは、牛乳パックや段ボールの回収もされています。これらは大きな収入源になるそうなので、みなさんも是非ご協力よろしくお願いいたします。

私が見学させていただいたなかで、利用者さんそれぞれが、ゆっくり作業される方、まさに工場並みの達人のようなスピードで作業される方、それぞれが自分のペースで頑張っておられる姿と、爽やかな笑顔がとても印象的でした。私が帰る直前に、男性利用者さんが私に駆け寄り、折り紙で作った小物入れやコマなど可愛いプレゼントをくださいました。

2時間ほどでしたが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。また遊びに行かせてくださいね！

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