我が家には基本、真っ白なホワイトボードがあります。
時にはお絵かきに使われ、
時には買い忘れがないようにメモ書きに使われ、
時には我が子の気持ちを代弁してくれるアイテムとなっています。
『書く』ということ
ひろくんは怒ると「うー!うー!」と唸り、泣いて私を叩きます。
理由を聞いても「うー!うー!」と唸るばかり。
おしゃべりが達者になり、日頃は色々話してくれるのに怒ると話してくれないのです。
「どうしたの?」
「どうしたかったの?」
と聞いても、
泣く。怒る。叩く。
どうにかこうにか抱き締めて
「怒れるんだね。」
「悲しい事があったのかな。」
と、気持ちを察して代弁してみますが、
『ひろくんの本当の気持ちはどうなんだろう…』とおもい、接していました。
これから小学校とあがっていったらたくさんの人と関わっていく。
そんな中で「悲しくて怒っているんだね」と言語化して寄り添ってくれるのは大人だけです。
同年代の子と関わっていくのに「泣くほど悲しいから怒る。だから叩く。」という表現は極力使ってほしくないな…という私のおもいから、『叩く』という行為に代わる “ 相手への伝え方 ” をひろくんに伝えたくて取り入れたのが、『書くコミュニケーション』方法です。
今では、書くことは自分を納得させるツールにも、言いたかった気持ちをぼそっと出すツールになっています。
ひろくんのつぶやき

「夜、寝る前に飲み物飲んじゃダメだよー。」と言った私に対して残したメッセージ。
口で言わずに書いていました(笑)

後日、自分で壁に張り紙をしていました。
「ねるまえに のみものをのんだら おねしょ」
「ちゃんとねるときはといれ」
言われたことを自分の中で納得しようとしたのかな?

不意打ちでラブレターも書いてくれています。
書いたからって「見て見て!」って主張しないひろくん。
ふとした瞬間に見つけて、癒やされます。

最近(小学2年生 春)のひろくんのつぶやき。
つぶやきというより絵日記(笑)
でも、彼の中で表現方法が増えているんだな~と感じひろくんの成長が嬉しいです。
では、実際どんな方法で「書くコミュニケーション」を使っていたのか、
活用方法はグレーな息子の入学までの道のり【番外編】~書くコミュニケーション②~に詳しくご紹介いたします。
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