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秘密にしたくない秘密基地

娘ほど歳の離れた友達に誘ってもらって、初めて「本と暮らしのあるところ だいかい文庫(以下、だいかい文庫)」さんに行ってきました。

「だいかい文庫」は、豊岡の大開通りにある、シェア型図書館です。
ここでは「ー箱本棚オーナー」という仕組みがあり、本棚ひとつひとつに、それぞれオーナーさんの好きな本、みなさんに紹介したい本などが並んでいます。専門書だったり、絵本だったり、たくさんの本があります。
オーナーさんは現在70人ほどで、10代〜70代ぐらいの方がおられるとのこと。交代でお店番をされており、本の貸し出しや飲み物の提供をされています。

カフェもされているので、美味しいコーヒーを飲みながらその場で本を読んでもよし、借りて帰ってゆっくり読んでもよし。ただ、ゆっくり過ごすだけでもよしの、本当に自由な空間です。

美味しいコーヒーを頂きながらお喋りをしていると、次々と人が集まってこられました。

本の返却にこられたAさん。新しい本が入っているのに気付き、嬉しそうに本の中身をパラパラと見て、借りる事にされました。

「どんな本ですか?」私が声をかけると、嬉しそうに鉄道の本を開いて説明してくださいました。本の中身の後はプライベートな事まで話してくださり、一瞬で打ち解けて仲良くなりました。

次から次へとお客さんの出入りがあり、その度に会話が弾みました。

なんて居心地のいい場所なんだろう!!

こんなステキな空間が、大開通りにあったとは!!

これが私の印象です。

みなさんに知ってもらいたくて、店長さんにインタビューしてきました。

店長の守本さんは、お医者さんでもあります。

本が好きな人なら属性を越えて誰でも集まることができるようなお店づくりを心掛けながら、誰かの居場所や生きがいにもなるような場になればという思いで作られたそうです。

月に数回行われている居場所の相談所の時間には、医療福祉関係者がいます。医療相談や居場所の相談に乗ってくださったり、公的サービスや地域の居場所を紹介してくださいます。

「引越してきたので地域の事を教えて欲しい」「福祉サービスをどう利用したらいいか」「失業した」「妻が亡くなりまして…」「孤独感がある」などのさまざまな相談によりそい、場合によっては、オーナーさん達がつながっている場所を紹介したり、社協さんへつなげたりされています。実際に「だいかい文庫」でお店番をしながら仕事を見つけて就職された方もあるとのこと。「だいかい文庫」は居場所としての機能があるだけではなく、その居場所を越えて誰かとつながることもできるようです。

店長さんのオススメの本はどれですか?と尋ねたところ、この2冊を紹介してくださったので早速購入しました。(半透明の白いカバーのかかった本は販売をされています。)
一冊は店長さんの本でした(笑)店長さんの素顔は、気さくで面白い方でした。

「だいかい文庫」では、活動の支えとなる「一箱本棚オーナー」を随時募集されています。
本棚の家賃はひと月2, 400円(税込)で、数人のグループでオーナーさんになるのもオッケーだそうです。また、さまざまな方の思いで成り立っているだいかい文庫を継続させるために、ホームページで寄付金を募集しているそうです。

本が好きな人はもちろん、「人とつながりたい」「居場所がない」「悩みがある」という方は、ぜひ、「だいかい文庫」をのぞいてみてください。きっと、新しい出会いがあったり、新しい自分や居場所を発見できると思います。ふら〜っと足を運んでみてください。わくわくするオススメの秘密基地です。

本と暮らしのあるところ だいかい文庫
不定営業のため、オープン日時はホームページもしくはInstagramにて要確認

https://carekura.com/daikaibunko(ホームページ)
https://www.instagram.com/daikaibunko(Instagram)

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なお

竹野生まれ竹野育ち、ゴン太4人の肝っ玉かぁちゃんです。 次男に重度の身体と知的の障がいがあったので、そんな子育てや生活の情報を発信していきたいと思います。

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