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「ふくし」を知る・考える

看護師の卵、地域の集いに参加する。

こんにちは!とよニコ事務局のきたむらです。

今回は、7月5日にあった兵庫県立日高高等学校(以下、日高高校)の看護専攻科の皆さんと日高地域の住民の皆さんの交流活動についてお伝えします。
市内全戸配布している社協広報紙NIKO8/25号や、YouTube「とよおか社協ちゃんねる」でも紹介しているので、ぜひ合わせてご覧くださいね!

地域の人によりそう看護をめざして

少子高齢化の影響で、病院や施設に頼りきるのではなく、在宅での看護・医療の必要性が急激に高まる現代日本。看護師は、予防医療の観点も兼ねて、地域住民の暮らしを支えることが求められてきています。
「地域住民と、その暮らしを支える地域のことを知りたい」と、日高高校の看護専攻科の学生たちは、日高地域の江原区・東構区・国分寺区の住民の集いの場(サロン・玄さん元気教室)に参加しました。

世代間交流で元気倍増!

普段から楽しく交流をしている各地域の皆さん。学生が輪に入ることで、「若いパワーをもらえたわあ~」「孫もこのくらいの年齢なのよ。今は但馬にいないから、重ねてしまうわあ」と、いつもとはまた違う楽しい時間を持てた様子でした。
あちこちでお喋りが盛り上がるので、よーく耳を澄ませないと、会話の内容が聞こえないサロンもあるほど。

学生たちも「楽しかった!毎週行きたいくらいです!」と話してくれる子がたくさん。地域住民の元気の秘訣のひとつである「地域交流」を、笑顔いっぱいで体験できたようです。

交流で学んだことを地域に届けよう!

学生たちは「より多くの人に、より健康な生活を送ってもらえたら」と、今回学んだこと・感じたことを班ごとにまとめ、完成作品を各サロンにお渡ししました。
ここでは学生たちの渾身の作品をご紹介しますね^^

1.江原区①

2.江原区②

3.東構区

4.国分寺区

どれも「心身の健康には、人とのつながりが大切」「人とつながれるサロンの良さを伝えたい」という願いの込められた作品です。受け取ったサロンの皆さんは「わー可愛い!」「コピーしてみんなに配ろう」と大喜びでした。

違う目線から見て気づく「地域活動」の良さ

サロンや玄さん元気教室などの地域に溶け込んでいるものも、今回のように違う立場の人が入ることで、その良さに改めて気づくきっかけとなることも。ご紹介したチラシは、サロンや玄さん元気教室に初めて触れた学生たちが作った、はじめての人目線の学びや感想。サロンの常連さんや、福祉を推進する私たち社協職員からその良さを伝えても響きにくいことが、彼女たちの言葉では響く…ということもあるかもしれません。まして、看護師志望の学生たち。医学的な根拠に基づいて評価されるとなると、説得力も増すんじゃないかなと思います。
ぜひ学生の皆さんにはこれからもいろんな地域活動や関わる人たちの思いに触れて、率直に感じたことや活動の良さを発信してもらえたらと思います。また、皆さんもそれらを目にする機会があれば、「看護師の卵たちには、豊岡はどう見えているのかな?」と気にしてもらえたらうれしいです^^

▼こちらでも紹介しています。あわせてどうぞ!
社協広報紙NIKO8/25号 2~3ページ「地域に飛び出せ!看護学生」
YouTube「とよおか社協ちゃんねる」 「看護学生と地域住民の交流活動」

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