「パーキンソン病」と聞いて、みなさんはどういう印象を持っておられますか?
たまたま私の周りでパーキンソン病の方がおられないので、テレビで病名を聞いたり、「難病」に指定されているという事で、私は、とても痛く辛い病気というイメージでした。
今回、豊岡の芸術文化観光専門職大学で、「豊岡でパーキンソン病と暮らす方の交流会『PDダンスカフェin豊岡』」というイベントがあると聞いて参加させていただきました。

九州・福岡から来られたパーキンソン病の専門医である坪井義夫教授の講義を、当事者の方達、その関係者の方達と一緒に受けさせていただく事ができました。




パーキンソン病は「薬」「運動」「栄養」が、とても大事だと知りました。
薬の飲み方、日常生活に運動を取り入れる事、体重減少・低栄養に注意する事、などなど…たくさんの事を教えていただきました。

このイベントは、「芸術文化観光専門職大学の古賀先生」、「一般社団法人パラカダンス」さん、「一般社団法人ダンストーク」さん「豊岡健康福祉事務所(豊岡保健所)」のみなさんが一緒になって取り組んでおられます。
坪井教授の講義の後はPDダンスの先生方とダンスタイムです。笑顔がとっても素敵なマニシアさん、そらさんにダンスを教えていただき、当事者さんもご家族さんも、もちろん私も、とても楽しみながらダンスをしました。車椅子のままだったり、椅子に座りながら、上半身を大きく動かしました。みなさんの笑顔がとても印象的でした。




その後は、当事者の方と家族さんに別れて、おしゃべりタイムです。私は当事者の方達のグループに混ぜてもらいました。
・意識して体を動かすようにする
・薬の効いている朝にゴミ捨てや散歩、シャワーなどをする
・エアロバイクがオススメ
・散歩は休み休みでも30分ぐらいした方が、柔らかさが出るのでオススメ
・50歳で発症して、現在70歳…1日5回の薬プラス注射をしている
・足がピクピクして夜中に目が覚めてしまう
・リハビリをするグループに週1で通っている
・サンテレビの「KOBE元気!いきいき!!体操」をしている
・全国のパーキンソン病の人達のライングループに毎日顔を出してみんなで運動している
などなど…目から鱗の色んな情報や意見がたくさん飛び交いました!
みなさん難病であっても、仲間同士励まし合い、生き甲斐を持って生活したいとの思いで集まり、たくさんの情報を交換されていました。
私や私の家族も、いつ当事者になるかわかりません。でも、こんな繋がりや仲間がいたり、少しでも知識があると、気持ちが前向きに、気分も穏やかになると思いませんか?
遠く福岡からおいでくださり、とてもお忙しい坪井教授でしたが、時間を見つけて、玄武洞とコウノトリを見に行かれました。分かりやすい講義で、とても優しく素敵な教授でした。是非また次回は、ゆっくりと、まだまだ但馬のいい所をたくさん見て、美味しいものをたくさん食べてくださいね。

私は、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。また『おどりんさるカフェ』と『PDダンスカフェin豊岡』が開催されるなら、またぜひ行かせていただきたいです!!
次回は3月14日(金曜日)
14時から15時45分ごろまで(受付開始13時45分)
場所は芸術文化観光専門職大学(豊岡市山王町7-52)となっています。
対象はパーキンソン病の方と付き添いのご家族、介護者の方の参加もOKです。参加者さんを募集(無料)されています。なお、この日のダンスは福岡からPDダンスのからマニシアさんとそらさんがオンラインでみなさんと一緒に踊ってくださいます。知り合いの方がパーキンソン病の方であったり、介護をされている方がおられたら、ぜひこの情報を教えてあげてください。
この機会に、悩みを共有したり、情報交換をされませんか?
お申し込み・お問い合わせは
一般社団法人ダンストーク (窓口:千代さんまたは橋本さんまで)
メール: info@danstork.com
電話: 050-1721-5526
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