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城崎発(初!) 「こども食堂ハグモグ」さん

まさか!城崎に!子ども食堂が出来た!!
一生無理だと思っていた。

日本中の災難。コロナ禍も日々治まり街の賑わいも少し取り戻しつつ懐かしい光景にホッとした様な、でも改めてコロナ禍ど真ん中のゴーストタウンの様な街中だった時 今まで以上に当たり前の中に大切な事に気付かされた様な…。今の時代何処でもそうだと言えばそうなのだが少子高齢化社会。若者は都会に出てしまい 残るは車の乗れなくなった行き場を探す高齢者。私も人生の半ばを過ぎ自分に置き換えればこれから先どうなるのかと言う不安は拭えない。今私が出来る事。担い手の無い地域のお世話役。近所のお一人暮らしや高齢者への声掛け 居場所作りカフェのお手伝い。お世話する側とされる側の年齢が段々近付いてくる。自分に明るい将来なんてあるんだろうか?自問自答の日々。

お先真っ暗なんて思ってたそんなある日。
ボランティア活動なんて程遠いと思ってた無関心世代と思われたご夫婦が流星の如く立ち上がられたのである。
名前は「こども食堂ハグモグ」さん。お二人のお人柄と熱意と努力でこのコロナ禍だからこそ必要!!のお気持ちを貫き通し子ども食堂を立ち上げられたのである。
要するに私も地域のお世話役と言いながら 無関心世代と勝手に思い込み私自身がその世代に近寄ろうとしなかったと言う事をこのお二人に気付かされたのである。そして自問自答中の私とその世代を繋げる役割担ってくださったのである。

こども食堂ハグモグ代表の澤田さんご夫妻

そして何より一番に繋がる事が出来たのが城崎地域民生委員・児童委員(勿論 社会福祉協議会さん コミュニティ城崎さん 参加される子どもさんの保護者さん達も)。
皆さんは民生委員・児童委員は書類と印鑑持って真面目な顔して地域を歩いておられると思ってませんか?なんとこの子ども食堂の心のこもったお弁当作りに大活躍!中にはメニューの考案から前日の仕込みに関わる方もおられます。出来上がったお弁当を子ども達に笑顔で手渡し お一人暮らしの高齢者に安否確認を兼ねて笑顔で家庭訪問。利用者の皆様は毎月一回この日が来るのを楽しみに心待ちにされてます。

子ども用のお弁当には かわいいポテトが付いています。

城崎は 観光の街。土日祝 子どもが居場所を探します。私も小さい頃 気が付けば我が家の遊技場のスマートボールに子どもたちが遊び放題。そして旅館でかくれんぼ。誰かの家で家族の一員の様にお昼ご飯。どんな形のお家でもどんなに忙しくても受け入れて下さるそんな温かい助け合いの気持ちが今の時代に続いて形となったのが この「こども食堂ハグモグ」さんだと思います。

そんな人生をお世話になったこの街を 繋げてくださった若い世代のご夫婦。
今は企業さんからの応援品 近くの農家さんからの差し入れも少しずつ増え 地域の方の子どもさん向けイベントなど日々充実し コロナ禍で寂しい思いをした子どもたちやお一人暮らしの高齢者の温かい思い出になればと思います。


一人でも笑顔が増えます様に
そして 私が家でお弁当を待つその日まで…
そして勿論 それからもこれからも笑顔で地域を繋げて頂ける事をお祈り致します。

お問い合わせはこちらから
  こども食堂ハグモグ公式サイト

【追記:2023年9月5日】
現在は、感染症等の状況を考慮しながら、みんなで集ってご飯を食べる「食堂形式」での開催もされています。実施方法は、公式サイトや公式LINEでご確認ください。

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うめハコ

うめハコ

豊岡市城崎生まれの城崎育ち。嫁いだ先も城崎で。この街の助け合いの精神が大好き。助け合いの一部となるような情報発信をしていきたいと思います。

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