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ご存知ですか? 『豊岡市民救急ライフサポーター』

9月1日…「防災の日」

9月9日…「救急の日」

先月はテレビや新聞でもよく見聞きしたワードだと思います。

私は昨年、豊岡消防署で開催された講座を受け、「豊岡市民救急ライフサポーター」に任命していただきました。

市内の企業や団体、学校等で開催される救急講習会で「応急手当てに対する知識、技術の向上を図る事を目的として、救命入門コースや普通救命講習Ⅰ」を消防職員さんが指導されるのを、一緒に行ってお手伝いさせていただいています。

 私の場合、参加者さんと一緒に、まだまだ勉強させていただいているのですが(笑)参加する度にとても勉強になっています!!

今回は私の地元、「たけの海町マーケット」というイベントで、豊岡市消防本部城崎分署竹野出張所さんのブースに、ライフサポーターとして参加させて頂ける事になりました。

救急車の中を見学したり、クイズに答えて景品をもらったり、チビッコ消防士さんになりきる制服の試着ができたりと、親子で楽しめる内容で大盛況でした。

私は他のライフサポーターのメンバーさんと4人で、胸骨圧迫の指導をさせていただきました。大人の方や、ある程度大きい子供さん達は人形を使って。みなさん、真剣でした。

小さい子供さんは、浮き輪の空気入れを押して、風船をふくらましてもらいました。空気入れと風船は、小さい子供さん達にもイメージしやすく、とてもいいアイデアだと思いました。お父さんやお母さんの真似をして、頑張って膨らませてくれました。

大人の方は、最初は恥ずかしそうにされてましたが、「あ!人が倒れている!」というところから、人形の横に膝まづくとシナリオ通り(笑)、完璧に胸骨圧迫までをやり切ってくれたお父さん、職場で何回か講習を受けたという人、現役の看護師さん、もちろん今回が初めての人…たくさんの方に胸骨圧迫をやっていただきました。

私も今までに何回も体験させていただきましたが、「講習会だから」「人形だから」なんとなく出来ているのであって、これが、実際に本当に人が隣でバタンと倒れてしまったら、私は、確実に胸骨圧迫が出来るのだろうか…

ライフサポーターとして救急講習会に何回か行かせてもらいましたが、ある中学校で行われた講習会で、若い消防職員さんが最後の挨拶で言われました。「なぜこの職業についたかというと、自分がまだ学生の頃、学校から家に帰ると、おじいちゃんが倒れていました。お父さんとお母さんはまだ帰っていない。救急車は呼んだけど、救急隊が来るまで、おじいちゃんのそばで待っていました。もし、心臓マッサージの仕方を知っていたら、おじいちゃんは助かったかも…。と、そんな思いから『救急救命士』になりました。」と言われました。
自分のおじいちゃんは助けられなかったけど、今は立派な救急救命士になられて、日々、たくさんの人を助けておられます。

1人の少年がドラマのように夢を叶えた話に、私はとても感動しました。

    『命をつなぐ』

「市民全員が、心肺蘇生をできる豊岡市」を目指して、今日もどこかで、消防署の方やライフサポーターのメンバーが指導をされています。

あなたの大切な家族・仲間、時には偶然居合わせた見知らぬ人…

あなたの勇気と行動で、助かる命があります。

あなたも、メンバーの一員になって、私達と一緒に誰かのために心肺蘇生法を伝えませんか?

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なお

竹野生まれ竹野育ち、ゴン太4人の肝っ玉かぁちゃんです。 次男に重度の身体と知的の障がいがあったので、そんな子育てや生活の情報を発信していきたいと思います。

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